金・土の二日間で北海道の東(道東)に遊びに行ってきました。
お天気に恵まれて、思いっきり満喫してきました。
なんといってもお目当ては、知床半島です。
知床は世界自然遺産にも登録された風光明媚な景勝地です。


実はこの知床と私と私の母とには25年来のご縁があります。
私が生まれたばかりの頃に、私の代わりに母の母乳を飲んで
くれた赤ちゃんがいて、その彼が知床の人なのです。
彼も私も今や25歳の大人です。
彼はとても立派な青年になっていました。


私と知床をつなぐご縁があり、
それは母の母乳でつながっているのだと思うと、
つくづくご縁というのは不思議なものだなあ、とか、
そんなご縁を大切にしてきた母たちは偉いなあと
しみじみ思いました。


そんな母たちが楽しそうに話をしているのを横目に、
25年前に新生児だった二人はほぼ初対面なため、
どこかぎこちなく時間は流れ…。
とかなんとか言いながらも、
ちゃっかりと私はおいしいお魚とお酒をごちそうになりました。
最後には、また遊びに来ます!と約束もして。


しかしながら、ひさしぶりのお酒で、
すっかり酔いやすくなっている自分にびっくりしました。
いやはや…。


話には聞いていましたが、知床は全国・国外問わず、
自然を満喫できる観光地としてとても人気があるようです。
今回はすっかり酔っぱらってしまい、夜空を眺めたり、
夜の海の音に耳を澄ますどころでなかったのが心残りです。
朝もいいけど、夜もいい。
個人的には静かなところが何より好き。
空気がきれいだから、お天気がよい日なんて、
本当最高だったと思います。
欲を言えば、いつか、1週間くらいかけて道東をめぐってキャンプをしたりカヌーをしたりしてみたいものだなあ。


北海道全体(よもやすると日本国内全般)にも言えることですが、
今回の旅でも中国系の観光客の方の存在感をとても強く感じました。
もしかしたら、
外の人のほうが北海道の良さを見つけるのが上手なのかな〜と思ったり。
私もあちこち寄り道しながら来たのだから、
故郷の良さをもっと上手に見つけられるようになっていたいのだけれども。


写真は今回の旅のお気に入り。
オホーツク海上から望む水平線です。
海の色がなんとも言えない色合いで、美しかったです。