帰り道、とても明るく、月も丸いから、もしやと思い暦を見れば、今日は満月。

ル=クレジオさん、池澤夏樹さん、津島佑子さん、結城幸司さん。

知里幸恵さんの話、先住民族の語りと文学というタイトルの会に行ってみた。


フランス語を理解できないために、講話自体も、対話の流れも、未だ咀嚼できていないのだけれども、ル=クレジオさんが話した内容に「調和/均衡を知る社会」との言及があり、その調和とか均衡とかいう概念について考えることは、これからしばらくの間、私の課題となりそうな気がした。

先住権という権利についても調べること。

あなたが必要、と言ってもらうことの心強さ。


得るもの、ありました。


池澤夏樹さんが実は最近フォンテーヌブローから札幌に居を移されていたという新事実も、サプライズな収穫。でもきっとまたどこかに行ってしまうんだろうなあ。これは余談。


はじめて聴いたトンコリの響きは、ずーっと、黙って聴いていたかった。

語りの声もなかなかよかったんだけど。

トンコリの響き、よかったなあ。