週末は立て続けに移民関連の映画を2本見ました。
もしかしたら、わりとどこか遠くの土地にあこがれる気持ちがある方かもしれません。
しかし、それだって帰る場所があってのことです。

<一本目>
『扉をたたく人/The Visitor』(2007 アメリカ)
アメリカの911後の移民に対する取り締まり強化を
背景とした社会派の作品でした。
ヒューマンドラマのタッチで描かれてはいるものの、
その訴えは強く印象に残りました。
日本にいて、日本人として暮している私にとって、
身近に感じる問題と、そうでない問題とあるけれど、
ぼんやりとでも、考えさせられてしまった映画です。
何事にもぼんやりとしている、私の頭の中の構造。

<二本目>
『オリンダのリストランテ/』(2001 アルゼンチン)
アルゼンチンのブエノスアイレスを舞台とした恋愛/ヒューマン
ドラマでした。
いい意味で期待が裏切られました。
アルゼンチンの映画なんて見たことがなかったから、作品の
ノリがよくわからなくて困惑した、という方が適切な表現かも
しれません。
好みのツボを外したか?と思いながらも見進めていくうちに、
画質の粗さ、レトロな色合いやダサめな挿入曲にも慣れて、
見終わったころには、もう一回見ようかな、と思うような
作品でした。
ドイツ人役の俳優さんがとてもチャーミングだったです(*´V`*)ハフン

<余談>
知り合いの方のブログでNHKBSが称賛されている記事を読んで
うんうん、そうだそうだ。と思っていたところ、
NHKやるな〜と思う番組
『schola 坂本龍一 音楽の学校』を見て、これまたハフンハフンでした。

Yellow Magic Orchestraとその後ろでギターを弾く小山田圭吾
細野さんのベース、ブリンブリンでびっくりした。

そんなこんなの週末でした。以上。