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10月です。
すっかり秋ですね。
空気もだんだんと乾燥してきているような気がします・・・
最近、急に指のささくれがひどくなってきましてね。
その度合いが乾燥度(&みだしなみ不精)のバロメーターだなあ
などとしみじみ思っていました。ちゃんと手入れしないとな。
10月の頭から、生活環境が変わり、気持ち新たに日々を送っています。
昨日、たくさんの方とお話をする機会がありました。
いろいろといいお話を聴くことができましたが、
「ダイヤがダイヤでしか磨かれないように、人も人でしか磨かれないんだよ」
というおことばは、特に印象深かったです。
素直に人の話を聴ける人間でありたい、と思った次第です。
要努力であーる。
それじゃ、また^^
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ながーい“夏休み”の終わりに旅行に行ってきました。
6日間で桂林・西安・北京・上海をめぐる、弾丸中国周遊ツアーでした。
念願の西安・兵馬俑と、北京・万里の長城を訪れることができて、
また旬の上海ガニを食べることができて、
すごく幸せでした。
今、中国と日本は難しい関係にあるけれど、
そこで私は心ある素敵な人たちに出会うことができ、
濃く複雑な文化や歴史を誇り、難しい問題も抱えつつも、
熱烈に≪今≫を生きていく、そんな人々の姿を間近にして、
中国を以前より身近に感じられるようになった気がします。
へたくそな中国語で話をしようとすると、
「ぷっ」とか「へっ」とか、笑われてしまったけど、
でも、そんな変な外国人である私に興味を持ってくれて、
発音を教えてくれたり、ニコニコお互いに楽しい時間を
持つことができました。
何事も一概に言いきることはできないな、
ましてや、あんなに広い国で、あんなにたくさんの人がいる国なのだから。
私は自分の目で見て感じたことを、自分の心の中で大切にしなければならない。
そう強く感じました。
それから、人との出会いで教えられることを
これからも大切にしていこう。
そんな思いを強く持つことになった旅行でした。
ガイドさんが教えてくれた、中国のことわざ。
「<百年の縁あれば同じ船に乗れる。千年の縁があれば同じ枕で眠ることができる>
今日ここでみなさんと出会えたのは、百年のご縁があるから、ということですよ」
そういう感性も、素敵だと思いませんか。
さて、長かった私の“夏休み”も明日で一旦最後を迎えます。
いろんな人のお世話になりました。
これからも元気で頑張っていきたいと思います。
少しずつでも、少しだけでも、誰かの役にたてる人間になれたらいいな。
日日是好日、日日是丹精。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします^^
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ちょいと、懐かしい人々に会うために旅に出ていました。
三泊四日の短い東京旅行でした。
会いたい人がいる!ということがこんなに幸せなことだったなんて、
今まで私は知らなかったです。
というか、そんな思いをしみじみかみしめる機会をうっかり見逃していたのだな。
私が遊びに行く前日にはちょうど台風一過で、大変な嵐だったそうです。
タイミングよく、嵐が過ぎ去ったあとの、ほんの少しだけクールダウンされた東京に私は降り立つことができました。
興奮と、緊張と、前日にひいてしまった風邪のせいで、微妙にふわふわしながら、
たくさん思い出のある場所を訪ね歩きました。
そしてまた、下町の新名所では、のびゆく大きなタワーのふもとで
楽しく幸せな思い出をつくることができました。
よし、これからも元気でやっていけば、きっとまたみんなに会えるんだ。
私は私の場所で頑張ろう、
そんな風に思えたのは、とても大きな収穫だったと思います。
今回会うことができなかった人たちにも、きっとまたいつか。
会うことができたみなさん、どうもありがとう!
また元気にお会いしましょう!
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最近は落ち葉掻きが楽しみです。
なんて地味な、と自分でも思いますけど。
というのは新しい竹箒を買ってもらったのがきっかけです。
はじめ手に余るようなサイズだったのが、使うほどに先がちびて、使いやすい箒になるんですね。それがよい。
しゃっしゃっと掃くときの音に、ふわっと舞う枯葉の渋くて甘いかおりも、またオツであります。
そうして、掃いたのちも、葉は舞い落ち、また翌日に私は箒を持って、道を掃く。
すっかり気分はお寺の小僧さん。笑
すこしずつ秋になっていくのを感じています。
今年は秋刀魚が高いみたいですが、他にもおいしいものたくさん旬を迎えますからね。
みなさん、どうぞお元気でお過ごしください。
秋の入り口、残暑によせて。
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金・土の二日間で北海道の東(道東)に遊びに行ってきました。
お天気に恵まれて、思いっきり満喫してきました。
なんといってもお目当ては、知床半島です。
知床は世界自然遺産にも登録された風光明媚な景勝地です。
実はこの知床と私と私の母とには25年来のご縁があります。
私が生まれたばかりの頃に、私の代わりに母の母乳を飲んで
くれた赤ちゃんがいて、その彼が知床の人なのです。
彼も私も今や25歳の大人です。
彼はとても立派な青年になっていました。
私と知床をつなぐご縁があり、
それは母の母乳でつながっているのだと思うと、
つくづくご縁というのは不思議なものだなあ、とか、
そんなご縁を大切にしてきた母たちは偉いなあと
しみじみ思いました。
そんな母たちが楽しそうに話をしているのを横目に、
25年前に新生児だった二人はほぼ初対面なため、
どこかぎこちなく時間は流れ…。
とかなんとか言いながらも、
ちゃっかりと私はおいしいお魚とお酒をごちそうになりました。
最後には、また遊びに来ます!と約束もして。
しかしながら、ひさしぶりのお酒で、
すっかり酔いやすくなっている自分にびっくりしました。
いやはや…。
話には聞いていましたが、知床は全国・国外問わず、
自然を満喫できる観光地としてとても人気があるようです。
今回はすっかり酔っぱらってしまい、夜空を眺めたり、
夜の海の音に耳を澄ますどころでなかったのが心残りです。
朝もいいけど、夜もいい。
個人的には静かなところが何より好き。
空気がきれいだから、お天気がよい日なんて、
本当最高だったと思います。
欲を言えば、いつか、1週間くらいかけて道東をめぐってキャンプをしたりカヌーをしたりしてみたいものだなあ。
北海道全体(よもやすると日本国内全般)にも言えることですが、
今回の旅でも中国系の観光客の方の存在感をとても強く感じました。
もしかしたら、
外の人のほうが北海道の良さを見つけるのが上手なのかな〜と思ったり。
私もあちこち寄り道しながら来たのだから、
故郷の良さをもっと上手に見つけられるようになっていたいのだけれども。
写真は今回の旅のお気に入り。
オホーツク海上から望む水平線です。
海の色がなんとも言えない色合いで、美しかったです。